2021-04-28 第204回国会 衆議院 外務委員会 第11号
定置網漁の位置づけについてです。 私の地元京都府では、穏やかな若狭湾と対馬暖流の影響を受ける日本海に面しているため、暖流に乗って来遊するマグロやサワラなど浮魚類、そして日本海固有の冷水で生活するズワイガニやカレイ、沿岸性のアワビやトリガイなど、四季を通じて様々な漁業が営まれています。中でも、生産量、生産額とも大型定置網の比率が高く、生産量の約八割、生産額の約六割を定置網が占めています。
定置網漁の位置づけについてです。 私の地元京都府では、穏やかな若狭湾と対馬暖流の影響を受ける日本海に面しているため、暖流に乗って来遊するマグロやサワラなど浮魚類、そして日本海固有の冷水で生活するズワイガニやカレイ、沿岸性のアワビやトリガイなど、四季を通じて様々な漁業が営まれています。中でも、生産量、生産額とも大型定置網の比率が高く、生産量の約八割、生産額の約六割を定置網が占めています。
それで、代替措置として政府が行ってきたサンマの棒受け網漁、これも今厳しい状況になっていますよ。水産で栄えてきた根室にしても、隣接地域の経済も、これ大変な状況です。その上、安全操業協定があるにもかかわらず、去年の十二月にはミズダコの漁をしていた根室の漁船がロシアに連行されて拘束される事態もあったわけです。
そもそも、公海サンマ棒受け網漁は、二〇一六年、ロシアの排他的経済水域でのサケ・マス流し網漁が突然禁止となった二〇一六年に代替措置として国の補助金による試験操業を行い、事業採算性は明るいということで、サンマの通年操業を可能とする農林水産省の省令改正を受けて、昨年から、従来の八月から十二月の出漁を五月から七月に前倒ししての本格操業となったわけです。
さて、北海道の根室を拠点とする大型船が今期北太平洋公海でのサンマ棒受け網漁の操業を断念するという記事が、先週の土曜日ですが、北海道新聞の一面に掲載されました。これに関するこれまでの経緯について、水産庁長官にお伺いします。
例えば、北海道では、サケを捕る時期、主に秋の季節に、サケを捕る定置網漁でサケが全然捕れなくなってしまいまして、逆に南方の魚、クロマグロ、マンボウ、シイラ、そういった暖かい海域に暮らす魚がどんどんどんどん北上して、サケを捕るはずの漁師さんの定置網にたくさん入ってきてしまっているということが、ニュースでは知っていたんですが、実際に北海道に伺ったところ、あっ、本当にこういったことが起きているんだということが
巻き網漁の方々もいる中で、やはり小規模漁業を営んでいらっしゃる方もおります。この二つというのはどのように、公平に分配する基準というのはどういったところに見出せばいいのか、お聞きしたいと思います。
また、私、千葉県の館山市に暮らしているんですが、館山では、様々な漁法が行われている中、定置網漁がたくさん館山市の各地で行われています。
次に、三陸地方でも海底に生息する魚介類を捕獲する底網漁が行われ、水産資源の供給が行われているほか、日本の海には石油、天然ガス、メタンハイドレートといった海洋鉱物資源も分布しており、今後の開発、利用が期待されると認識しております。沖合海底自然環境保全地域では、こうした水産、鉱業による利用とどのようにバランスを確保し、保全を図っていくのか、伺います。
この分野に若者が、新規の人が入ってきているわけでして、定置網漁を守らなければいけないと私は強く感じております。 そこで、昨年も質問したんですが、沿岸漁業、定置網はTAC対象から除外すべきだと私は思います。クロマグロの例も出しました。
無酸素状態ですので、湖底を例えば底びき網漁とか漁網でさらうような漁法というのは、生物がいないと価値がありませんので、そもそもあそこではそういった底びき網漁みたいなものは存在していないということ。 そして、あそこはラムサール条約の登録湿地でもありますし、若狭国定公園ですか、国定公園には既に登録をされている。
私は、昭和四十三年に宮城県水産高等学校水産増殖科を卒業し、漁業後継者として父親が営んでいましたノリ養殖に従事し、ノリシーズンが終わるとカレイの刺し網漁やアナゴ漁に取り組むなど、なりわいとして一年の生計を立てて、これまで五十年間にわたり漁業に従事してきました。 平成二十三年の東日本大震災では、ワカメ養殖施設が前年のチリ津波に続けて全て流失し、加えて所有する漁船三隻も流失しました。
○津村委員 先ほどの表の十番のところの真ん中辺に、「瀬戸内海では伝統的な定置網漁の一種である「こませ網漁」が行われており、漁の最盛期には設置された漁網により航路が閉塞し、船舶の航行が妨げられる事態が発生している。」
浜本会長によりますと、漁業権は、通常、沿岸三から五キロでの権利、沖合で問題が発生するとすれば、底びき網漁などの漁場に設置する場合だろう、話合いが大事だとのことでありました。
○津村委員 こませ網漁の実態につきましては、季節でありますとか、あるいは船のサイズでありますとか、いろいろと分析がございますので、それは次回以降また議論させていただきたいと思います。 本日はこれで質問を終わります。
○石井国務大臣 一昨年八月から約一年間にわたり巡視船を使用して詳細な漁業実態を調査した結果、季節による違いはあるものの、こませ網漁のほか、小型底びき網漁や流し刺し網漁などの漁法による漁船が、昼間に限らず夜間も多く操業している状況と聞いております。 さらに、瀬戸内海の航行環境といたしましては、船舶の通航データの解析による船舶の通航量が、昼間より夜間が多い状況でございます。
今、クロマグロの定置網漁、これは定められていない、こういう状況の中で、これを定める場合には、先ほどから委員がお話しされていますように、「国際協定等により規制が強化されたことに対処するため、」それからもう一つは、「緊急に漁船の隻数を縮減することを余儀なくされ、これに伴い一時に相当数の離職者が発生する」、こういうふうに書かれているわけでございますので、もちろん、こういったことに該当するということであれば
これは、虎網漁という、極めて強い集魚灯を使いまして魚を集め、一網打尽にしてしまうと。そのために、五島半島の漁師たちは東シナ海の漁場へ出るのが怖くなる。 私が直接話を聞きました漁師は、実際に中国漁船によって船の周りを網で囲まれてしまった、それ以降、東シナ海の漁場へは出ないということを言っておりました。
ここ数年も言えることであったんですが、アキシャケの定置網漁の漁獲高が、十月末の速報値で、過去最低と言われていた昨年をさらに下回って、昨年の漁獲高の七割になってしまいました。 そこで、お尋ねをさせてください。 まず、アキシャケの漁獲高が激減している原因をどういうふうに見ていらっしゃるか、お答えいただけますでしょうか。
特に、ロシア二百海里内サケ・マス流し網漁禁止に伴う代替漁業は、サケ・マス引き網漁、公海サンマ棒受け網漁、サバ・イワシ棒受け網漁共に厳しい結果になった、先行きが不透明な結果になったと分析しています。同時に、水産加工業についてですが、収益DI、これは前年の同期から見た収益の傾向なんですけれども、四—六月期でいうとマイナス一二・五ということです。
ちょっと別の話をしますけれども、ゼニガタアザラシという希少種がおりまして、北海道において、定置網漁に入ってサケを食べてしまうということでかなり問題を起こしている。 それで、私が漁民に呼ばれまして、少し説明してほしいと。
日本近海では、明治時代には奄美大島以南の南西諸島に分布をしておりましたが、定置網漁等による混獲事故死や海岸開発等による海草藻場の消滅により、一九七〇年代以降は、沖縄島の中北部の沿岸水域で確認されるのみとなっております。
この資料を見ると、船の写真から始まって、漁師の皆さん方のインタビューもありますが、沿岸漁業とは何なのか、定置網漁とは何なのか、釣り漁とは何なのか、養殖業とは何なのかなど、こうやって書いてあります。
その理由は、四十年前、五十年前のこませ網漁との利益の調整といいますか、こませ網漁をしている漁業への配慮ということでありますけれども、五十年前と比べると船は相当大型化をしておりまして、今、二百メートル以下ということになりますと、例えば大型のクルーズ船は入ってこられません。
先生御指摘のこませ網漁を行うに当たっては、県知事の許可が必要となります。私どもの方で関係県に確認をしたところ、備讃瀬戸航路において、平成二十七年七月現在、こませ網漁の許可を受けて操業している漁船は全て、AIS、船舶自動識別装置を搭載しているという回答をいただいたところでございます。
大量に流出した流木が、畑にもそうなんですけれども、海にも相当流れ出ておりまして、今最盛期を迎えようとしておりますアキザケの定置網漁、この網の被害があったり、あるいは操業の支障になったりしております。
○石井国務大臣 瀬戸内海におきましては、依然として、夜間を通じ、こませ網漁を含めさまざまな漁法による一定の漁船が操業し、漁具を航路に設置するなどの漁法で行われていることがございます。また、夜間の交通量は、貨物船等によりまして昼間よりも増加をすることがございます。
○佐藤大臣政務官 瀬戸内海で行われておりますこませ網漁につきましては、県知事の許可漁業でありますことから、許可隻数が多い香川県及び岡山県に、夜間操業が認められている漁船隻数を確認いたしましたところ、平成二十七年におきましては、香川県の延べ許可隻数百三十九隻のうち、四十三隻であります。また、岡山県の延べ許可隻数七十二隻のうち、三十七隻となっております。
今、こませ網漁というのがどのぐらい減っているのか、AISがどのぐらい整備されてきているのか、マーチスの設備がどれぐらい高度化しているのか、そして安全保障環境の変化もあるのではないか、一つ一つ外側から議論をしてきたわけですけれども、今後どういう形でこのルールを緩和していくのか、あるいはしないのか、そうしたことについて大臣のお考えを伺いたいというふうに思っております。